カーボンオフセットとは
市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせることをいう。
市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等が国民運動や公的機関の率先的取組の一環として温室効果ガスの排出量削減・吸収量増加に貢献するために主体的に行うものを対象とする。(環境省指針より一部抜粋)

なぜカーボンフットプリントではないの?

カーボンフットプリント(CFP)は商品のLCAで排出されるCO2を「見える化」して表示するものです。印刷物は製造工程を5段階に分けた工程の2段階を受け持つもので、中間材と見なされ、印刷物単独でのCFPマークは掲示できなくなりました。 (2010年10月現在)

  • ※LCAとは
    ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment)とは製品やサービスに対する、環境影響評価の手法のこと。

水なし印刷で環境にやさしく

「水なし印刷」は、一般的なオフセット印刷の印刷工程で使用されるIPA(イソプロピルアルコール)等を含む「湿し水」を一切使用せず、また、刷版工程においても強アルカリ現像薬品を使用しませんので、水を汚さず環境にやさしい高品質な印刷物を作ることができる印刷方式です。水なし印刷で印刷することにより、バタフライマークと一部あたりのCO2オフセット(相殺)量を表示し、企業・団体の環境活動を支援します。

バタフライマーク今野印刷は「水なし印刷」認証事業者として「バタフライマーク」認証を取得しました。
「バタフライマーク」とは、アメリカ・シカゴにおいて発足した非営利団体“Waterless Printing Association”(WPA)により認証された事業者にのみ認可されるロゴマークです。WPAは有害物質を使用しない環境に配慮した印刷技術である「水なし印刷」を通じ、環境保全、事業発展、情報交換をはかることを目的として発足しました。
水なし印刷は有害な廃液をいっさい排出しない印刷技術で、同時に印刷物の高精細・高品質な仕上がりを実現します。今野印刷は水なし印刷技術による印刷物の提供により、お客さまのビジネスにおける環境問題への取り組みをお手伝いいたします。日本WPAに関してはこちら
http://www.waterless.jp/

カーボンオフセットの仕組み(流れ)

カーボンオフセットの仕組み(流れ)
弊社が加入している一般社団法人日本WPA(JWPA)のCO2排出量計算ソフトPGG(Printing Goes Green)を使用して印刷物作成において排出されるCO2排出量を算出し、JWPAがオフセット・プロバイダーと契約し排出権(クレジット)を購入し、COJが国連で認められたCDM※1(クリーン開発メカニズム)から創出される京都議定書に活用できる排出権(CER)※2を用いて印刷工程(LCA)において排出されたCO2を日本政府償却口座へ移転して無効化した排出量をバタフライマークに表示し印刷するものです。

  • ※1 CDMとは
    何もしなければ大気中に放出されたはずの温室効果ガスを、様々な手段を講じて削減すると、その差が排出権となります。排出権のなかでも、京都議定書に活用できる排出権のひとつがCERです。1トン相当のCERは1トンのCO2を打ち消す効果があります。CDM京都議定書により温室効果ガスの削減目標が設定されている先進国が、削減目標が設定されていない発展途上国内においてCO2などの温室効果ガス削減プロジェクトを実施し、その結果、削減した量をCO2削減クレジットとして取得できる制度。Clean Development Mechanismの略語。
  • ※2 CERとは
    CDMで発行される国連が認証したCO2削減クレジット。Certified Emission Reductionの略語。

印刷のLCA

印刷のLCA

原材料の調達から生産に掛る機械・照明、輸送およびリサイクルまでに排出されるCO2排出量を計算し排出権を購入し、必要なコストを商品に上乗せすることで無効化します。