CASE STUDY私たちがやってきたこと

2024.03.29|実績紹介

まちテックプロジェクト事業実証企業群データ活用で商店街活性化「仙台まちテックプロジェクト」

仙台まちテックプロジェクト、始動!

「仙台まちテックプロジェクト」とは、仙台市中心部商店街を拠点に、デジタルを活用して商店街の活性化を目指す民間主導のプロジェクトです。

 

全国的に商店街の衰退が課題になっている今、一見賑わっているように見える仙台市中心部商店街も、直近30年間で40%から50%も歩行者通行量が減り、商圏の縮小と吸引人口の激減が起きています。

 

中心部商店街は仙台のまちの顔であり、商店街の衰退は仙台の魅力の減退・価値の低下に直結します。「なんとか歯止めをかけなければ」と弊社が発起人となり、同じ想いを持つ地元企業5社でタッグを組み、データを活用した商店街活性化に向けて、2023年春、「仙台まちテックプロジェクト」がスタートしました。

 

2023年度は中心部商店街の人流データを取得し、トライアル店(藤崎百貨店、ハミングバード店舗)でのデータ活用の実証実験等を行いました。取り組みは現在も継続中で、弊社は、個店のプロモーション施策の企画制作、勉強会・報告会の企画運営と情報発信を担当しています。

アナログ×デジタルで幅広いプロモーションが可能に

これまで勉強会と報告会を5回行い、2023年度の成果報告会(2024年1月26日開催)ではリアル・オンライン合わせて130名を超える多くの皆様にご参加いただきました。勉強会と報告会の様子は、公式サイトにレポートとして掲載していますが、実証実験の内容を簡単にまとめると、「人流データを使って実際に打ち手を打ちます。そしてそのBefore and Afterを見て、効果的な打ち手だったのか、売上の増加に寄与したのかまで見ます」というものです。データを取るだけではなく、それを来街者の増加策ひいては個店の売上アップ策まで結びつけようという点が、まちテックプロジェクトの大きな特徴です。

 

弊社が関わったプロモーション施策は、公式YouTubeチャンネルの「店舗での実証実験(2023年度ダイジェスト動画)」にまとめています。店頭POP(ポスター)のABテスト、ライブ配信アプリ「ミクチャ」のイベント開催、インスタグラム広告、クーポン配布、DM等、紙媒体とデジタル媒体を融合して様々なバリエーションで展開しました。

 

それぞれの施策は仮説検証の一連の流れに基づいて行い、一部は成果報告会で発表しましたが(下記スライド参照)、その他の事例もありますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。

 

※ 公式サイト https://machi-tech.jp/ 
※ 公式YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@sendai-machi-tech
サイトの制作、YouTubeチャンネルの動画制作は、弊社グループ会社の株式会社K-SOCKETが担当しました。

 

お役様の課題に寄り添うことを大切に

今年で創業115年になる弊社が目指しているのは、「創業100年のベンチャー企業」であり、新たな事業に挑戦し続けることを大切にしています。変化の激しい時代にも柔軟に対応して、データやAIの活用といった新しい知見を積極的に取り入れ、お客様への効率的な媒体展開の提案に努めてまいります。

 

今後も、自治体や地元の企業・商店の皆様と一緒に、持続的な地域活性の新たなモデルづくりに取り組んでいきます。